The Identity Architect, the Story Tailor

アイデンティティの設計士が仕立てる、世界とあなたの物語

「物語を仕立てる」ってどういうこと?(2)

お立ち寄りのみなさま、いらっしゃいませ。
本日も、アイデンティティの設計士が仕立てる物語のお店にお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

さて今日は前回に引き続き、アイデンティティの設計を専門としているみっこが、なぜ「物語を仕立てる」ようになったのか、についてです。

前回の記事では、みっこの人生を変えたT教授の話と、nTech創始者のNoh Jesuの言葉を共有しました。「自分の物語を遡ってみよう」といったお話でもありました。

前回の記事の中で、こんなことを書きました。

今ここまで続く物語を知る。それができて初めて、物語の脈絡に沿った、自分の人生の方向性が見えてきます。

だからこそわたしは、セッションにおいても、社会変革のビジョン設計においても、「物語」をなによりも大切にします。

まずは、この世界の物語のあらすじを理解すること。そこから、未来のベクトルをどこへ向かわせるのか、「物語を仕立てる」プロセスが始まります。

 

今回はこの「物語を知る」ことの重要性について、わたしのことも交えながら書いてみたいと思います。

 

⬛︎ A Journey of Self-Discovery/終わりのない自分探しの旅

根無し草。すごい単語ですね。4年前の自分を彷彿とさせる単語です。

バックパックを担いで一人旅。サハラ砂漠で見上げた星空は「星屑」そのもの。こんなに美しい景色があるものかと感動しました。でも同時に、絶望感に満たされました。

こんな砂漠のど真ん中にいても、世界の果てに行っても結局、自分っていう存在はよく分からない。漠然とした不安は頭上の曇のように未来にもやをかける。

我を忘れられるほど熱くなれるものがない。わたしはこんな人間!という確固たる確信がない。これは物心ついた頃からでした。

高校を卒業すると同時に、それらを探して一人世界へ飛び出しました。典型的な「自分探しの旅」の始まりでした。

ニュージーランド、カナダ、アメリカ、スウェーデンで一定期間生活し、英語もネイティブに間違われるまでに上達しました。アメリカの大学も好成績で卒業できたし、英語が話せたので、そこまで苦労なく世界のどこでも旅できました。アメリカ人のフィアンセもいたし、端から見れば未来は安泰のように映っていたかもしれません。

でも自分の中にあるのは、漠然とした不安、そして不安定さ。

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サハラ砂漠まで行っても絶望。笑

⬛︎ 根無し草を通り越して、モヤシ。

実際のところは、日本を離れて10年。日本と海外を行ったりきたり。今振り返ってみても、本当に根無し草のようにフラフラしていました。

なにか大切な選択をしなければいけないとき、このアイデンティティの不明確さはいつも越えられない壁、課題のように繰り返しやってきました。でもいくら考えても答えが出ず、また先送りになる。

時間ばかりが過ぎていってしまうので、とりあえずアクションして、その壁とは向き合わないまま、壁に沿って歩き続ける。なにか大切な、なにか決定的な決断を、できてない。高校を卒業して以来、ずっと拭えなかったモヤでした。

 

「自分って何者?」

 

これは、自分に自信がある・ないという話ではありません。ルーツが明確であるか・ないかの話です。

わたしが世界で出会った人たちはみんな、自分の国や文化、宗教感や歴史に誇りを持ち、「わたしはこんな人間だ」というアイデンティティを明確に持っていました。

その上で発される自信感やエネルギー、意見はとても力強く、ディスカッションともなればとうてい太刀打ちできない。強烈なコンプレックスに苛まれながら、根無し草どころか、自分がモヤシのように感じる10年間でした。

貧弱すぎです。笑

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自分の中の水脈の源泉とつながることで、豊かな循環が生まれる。

⬛︎ What's Your Roots? あなたのルーツ(根っこ)は何?

ルーツというのは読んで字のごとく、「根っこ」のこと。

セッションなどでもよく例えるのが、植物のイメージです。芽を出し、茎を伸ばし、花を咲かせる。そのためには、健康な根っこが必要不可欠!

根っこがどこまで伸びているのか、これがすごく大切です。100年以上生きる大木の根が10cmなんてことないはずですから。

地に根ざし、地中深い水脈まで届く根。そこまで行けば、いつ降るか分からない雨を待つことも、人から水をもらう必要もなくなり、本当の意味で自立した木になっていきます。

これを人でイメージするなら、根とはその人の歴史。まさに、物語です。

深い歴史、豊かな物語を持つ人ほど、常に自分を成長させる養分を受けることができ、めいっぱい茎や葉を伸ばして、大輪を咲かせることができます。そして気付けば自然と、暑すぎる日差しから周りの人を守り、小鳥たちの止まり木となり、生態系の循環の中で豊かなコミュニティーを創っていく。

そんな生き生きとした多種多様な生命、精神の躍動感に溢れた世界がみたい。そんな思いを持って、自分自身の人生の物語、自分の国や民族、地域の物語、そしてひいてはこの世界の物語を振り返る。

そうしてすべての源泉とつながったアイデンティティ形成と、未来へと伸びていく方向性の「設計」をお手伝いしているのが今のわたしです。

 

あなたのルーツはなんですか?
あなたは何者でしょうか?

 

そんな投げ掛けに首をかしげた人も多いかもしれませんね。でも大抵はそんなものです。人は前に進み続け、高さを求めて生きるものです。それは人間共通の機能。脳の仕組みからしてそうなっています。

どんな機能が備わっているからこそ、一旦足を止めて見てほしいんです。そして足元をちょっと掘ってみましょう。

ルーツはすべての人(種)に宿っています。誰の中にも、源泉とつながり、力強く伸びていく力と、そこから開花されていく、その人(種)にしかない才能が宿っている。

ぜひその才能を発見し、惜しみなく発揮し、世界にプレゼントしてあげてください。

さぁ、大輪が咲き誇る世界へ。

今日も読んでくださって、ありがとうございました!

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「物語を仕立てる」ってどういうこと?⑴

お立ち寄りのみなさま、いらっしゃいませ。
本日も、アイデンティティの設計士が仕立てる物語のお店は、あなたのためにひっそりと開店しています。

さて今日は、アイデンティティの設計を専門としているみっこが、なぜ「物語を仕立てる」ようになったのか、についてです。というか、「物語を仕立てるってなんなのさ」っていう話ですね(笑)

なにせ自分の生業につながるお話なので、少し長くなるかもしれません。ですが徐々にその方向にお話を進めてまいりますので、どうぞ座ってお茶でも飲みながら、お付き合いいただけると嬉しいです。

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「歴史は物語。すべてはつながっているのよ。」

そのフレーズを、溢れる情熱と口角泡を飛ばしながら言い放つ。そんな小柄ながらも力強いユダヤ人女性は、当時70代だったと思います。

大学在学時に取った、歴史学入門クラスのT教授。わたしの人生のターニングポイントに出会った人のうちの一人です。

 

⬛︎Passion is contagious. 情熱は伝染する。

みなさんの人生の中で、「この人との出会いが人生を変えた」というような人物はいますか?

あの人のあの言葉、あの出会いが、自分の価値観を変えた。

そんな出会いがひとつあるだけで、人生というストーリーの豊かさの魔法を実感できるものです。

もちろん、毎日出会う一人ひとりがたくさんのことを教えてくれます。でも自分のレールをまったく違うベクトルに転換させ、大きく舵を切らせる追い風になるような出会いを挙げるなら?

わたしにはそんな人物が3人います。冒頭のユダヤ人女性はそのうちの一人です。

グレーのくせ毛は肩までの長さ。ニューヨーク出身のT教授、身長は150cmくらいでしょうか。華奢で痩せ型で、今にも折れてしまいそう。でも10代後半〜20代前半の生徒たちの誰よりも情熱に溢れ、エネルギー体のような人。

目が少女のようにキラキラと輝いて。でもT教授の顔に刻まれた皺は、ユダヤ民族が辿ってきた苦難の歴史と、彼女自身の怒涛の人生を物語っているようでした。

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面白いことに、どんなに勉強が嫌いな生徒でも、T教授のクラスだけは文句を言いながらも勉強するんです。彼女の歴史学のテストは、ゆうに5時間はかかる難関でした。それにリサーチペーパー10枚なんて課題も。

今振り返ってみても、なんて生徒泣かせな教授なんでしょうね…。

でもみんな、T教授の情熱に応えるように、それらの課題を協力しあってクリアしていくんです。普段ならタバコ吸いながら授業をサボるような学生も、ぶーぶー言いながらも「歴史っておもしろいよね」って、ディスカッションの輪に加わってくるのです。

わたしはそのクラスのチューター(学業面でサポートが必要な生徒に勉強を教える学生)を教授に頼まれてやっていたので、そんなクラスメイトたちの変化がよく見える立場でした。

情熱は伝染する。

T教授はそれを体現し、わたしたちに教えてくれました。

わたしもそんな存在になりたい。そう心から思いました。
それは今も変わらず、現在の仕事の原動力にもなっています。

 

⬛︎History is a story, everything is connected.

そんなT教授が教えてくれたもうひとつのこと。それが、冒頭のフレーズです。

「歴史は物語。すべてはつながっているのよ。」

みなさんも学校で歴史を勉強したと思います。そこで質問!
歴史って、年号を覚えるものだと思ってませんでしたか?

 

 

はい、うなづいたそこのあなた。あなたが当時T教授のクラスにいたとしたら、彼女の情熱の口角泡が飛んできたことでしょう(笑)

わたしもT教授に出会うまでは、学校で学ぶ歴史は年号の羅列であったことが多いです。でも実際に、あの数字の中に、どれだけのドラマがあるのか。

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それは自分の人生という歴史に置き換えてみても同じだと思います。

自分が生まれた日にせよ、自分が初めて言葉を発した日にせよ、学校を卒業した、初恋をした、夢が叶った日…。どんなことにもストーリーが詰まっている。

点のような出来事はすべて、切っても切れない関係性を持って、繋がっています。曾祖父母がいなければ、今、自分が存在できないように。一枚の布のように、一本の糸のように。

そして、さらに言葉にするなら、自分という糸が他者の人生と結ばれあい、映画「君の名は。」で出てくるセリフのイメージですね。

縒り集まってかたちを作り

捻れて、絡まって、時には戻って

途切れて、また繋がる。

そんな連綿と続く、壮大な物語から、「一部」を切り取ったものが、年号とそこに対応する出来事にすぎません。

その最先端が今この瞬間であって、その物語を生きる主人公が自分。手垢のつきまくった表現ではありますが、それがどんな重さを持つ表現なのかまで、感じきったことはあるでしょうか。

もしなければ、ぜひ今一度じっくりと、その物語を遡ってみてください。

すべてがつながっていることを知る。その始まりは、あなたが生まれた時でしょうか?

自分の意識が生まれた時もそう、両親の出会い、両親それぞれの祖父母の出会い、もっともっと糸を辿っていけば、魚だった頃に戻ることだってできます。極端に言えば、この宇宙の始まりとされる時、そして、その前まで。

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⬛︎Walking on the street with your eyes covered.

ここまでいけば話が大きくなりますが、そんな大きな大きな物語が紡がれ、一点に集約されているのが、今ここです。
そんな物語をいつも認識できる生き方と、そうでない生き方。わたしは、その物語を知っている自分で生きていたいと思いました。その思いは、T教授と出会った頃から変わりませんし、nTechの創始者であるNoh Jesuに出会ってからさらに強まりました。

歴史を知らずに今を生きることは、目隠しをして外の道を歩いているのと同じよ。

これは、T教授の言葉。

自分とはなにかを知るには、人間とはなにかを知らないといけない。
人間とはなにかを知るには、この宇宙とはなにかを知らないといけない。
すべてを知って、ようやくすべての意味が分かるようになるんだよ。

これは、Noh Jesuの言葉。

わたしにとって、二人の言葉は同意義です。

今ここまで続く物語を知る。それができて初めて、物語の脈絡に沿った、自分の人生の方向性が見えてきます。だからこそわたしは、セッションにおいても、社会変革のビジョン設計においても、「物語」をなによりも大切にします。

まずは、この世界の物語のあらすじを理解すること。そこから、未来のベクトルをどこへ向かわせるのか、「物語を仕立てる」プロセスが始まります。

あなたは今、目隠しをしたまま、前に進もうとしていませんか?

もしそうであれば、一旦足を止めてみてください。そして、物語を遡ってみてください。今まで打ってきた点と点を、線で繋いでみること。これだけでも世界の見え方、人生の捉え方が変わってきます。ぜひお試しください。

 

さてさて、今日もすっかり長くなってしまいました。今日はここまでにして、続きはまた明日。「物語を仕立てる」、その本質について書きたいと思います。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

みっこ

みっことはどんな人?

こんにちは!
アイデンティティの設計士、そして物語の仕立て屋をしています、みっこです。
本ブログ2記事目!お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

今日のブログでは、みっこの今日に至るまでのストーリーを、簡単にご紹介したいと思います。

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⬛︎What does Mikko do? みっこは何する人?

まず、わたしは「設計士」とは言っていますが、建築関係のお仕事に携わったことはありません。そして、「仕立て屋」という言葉のように、服飾のお仕事に関わったこともありません(目指したことはあります!)。

わたしの現在の生業は、教育ベンチャー企業の共同経営者であり、「AI時代のリーダーシップを育てる、日本発の人間教育」を世界に発信するチームのプロジェクトマネージャーです。

「認識」の仕組みに着目し、宇宙論脳科学、認識論など、様々な知の体系を一点に集約させる「認識技術=nTech」を主軸とし、個人向けのカウンセリングセッションからコーチング、長期研修の講師アシスタント、コンテンツの英訳、カンファレンス・イベント時の通訳、イベント企画・運営のディレクターに至るまで、あらゆる部署とポジションを縦横無尽に担当する、かなりエキサイティングな毎日を送っています。

国境をまたぐプロジェクトともなると、さすがに寝不足でひーひー音をあげることもあります。ですが、同じ一日など存在しない、本当にやりがい溢れる時間の中、描いた夢を等身大で生き、呼吸している実感しかありません。

自分が取り組んでいることは、人の生き方を変える仕事であり、歴史を変えていく仕事だと思っていますし、心から尊敬し合える仲間たちに恵まれたこの生き方に、感謝する日々です。

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nTech開発者Noh Jesu氏(左)とのトークライブにて。

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2018年2月にGoogle本社で開催されたカンファレンスに出席。頼れるチームメンバーたちと。

今はそんなわたしですが、4年ほど前はまったく違う人間でした。一昨年から去年にかけて、200〜300名程度のオーディエンスの前で定期的にお話させていただいていた時期がありますが、その頃のわたしのキャッチコピーはなんと…元ハイスペックな廃人》!

これを自己紹介の冒頭に持ってくると、大抵みなさん笑ってくださいます。こちらとしてもネタとして言ってるわけですから、笑っていただけて嬉しい限りです。今なら「廃スペック!」とか言ってさらに落としてもいいくらい。

でもこれも、今だから言える表現。
「元」がついてなければたまったものではないのです(笑)

あまりの変貌ぶりに、beforeではなくafterしか知らない人には最早信じてもらえませんが、4年前のわたしは死んだように生きる廃人のような人間でした。

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人生の北極星が見つからなかった時代。

⬛︎What's that mean? ハイスペックな廃人ってどういうこと?

日本の高校を卒業後、ニューヨーク州立大学歴史学を専攻。在学中にはヨーロッパの大学にまで短期留学するなど、あちらこちらを飛び回る性質は当時も変わらず(笑)最終的に、語学力のハンデを持ちながらも上位の成績で卒業し、教授たちからは「あなたは当然、院に行って教授職に就くんでしょう?」と期待されていました。

それだけ聞けば順風満帆な人生かも知れません。でもわたしの心身はボロボロでした。鬱、ノイローゼ、摂食障害、心臓病。競争社会の中でまわりを敵としながら戦う毎日、そしてそこに追い打ちをかけるように、日本の家族の問題も勃発。

好奇心を満たしてくれたアカデミックの世界すら、蓋を開ければ人類が繰り返す悲劇の歴史を研究するだけで、現実的な変化を創ることとは程遠かった。

 

人間は、わたしは、なにをやってるんだろう。

時代が進む道、自分が進む道、愛する人たちが進む道。

その方向性が定まらない。

心の底から熱くなれるものも、夢も希望もない。

あるのは未来への漠然とした不安と焦り。

でもまわりは走ってる、わたしも走らなきゃ。

 

鬱で起き上がれない体に、思考の鞭を打ってベッドから出る毎日。
這うようにして一歩一歩を進むような毎日。

 

「これが人間が生きるってことなの?」

そうやって絶望しながらも、でもどこかで諦めたくない。でも目の前に広がる世界は、諦めろと言っているようにしかわたしの目には映りませんでした。

 

そんな満身創痍な中で日本に帰国を決め、帰国して数日も経たないうちに出会ったのが、人間がこの現実で生きる上で最も不可欠であり、最大の盲点となる「認識」に論理とイメージで直接アプローチし、やり方ではない本質的な変化を可能にする教育体系《nTech》のセミナーでした。今振り返ってみても、なかなかびっくり・ドラマチックなタイミングだったと思います(笑)

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北極星はこれだ!びっくりドラマチックなnTechと出会ってから。

⬛︎What has changed? なにが起こった!?

nTehcとの出会いはわたしの人生を変えました。なぜ人が道に迷うのか。変化しないものなどないこの世界で、唯一動くことのない北極星は何のことを言うのか。それが明確に分かってからの変化。それは自他共に認めるしかないほどの転換でした。

個人の悩みの根本には、人間共通の「問題を生み出す原因」が存在している。その原因とはなにかを端的に診断し、その原因を取り除き、新しい生き方を可能にする処方を明確に提示しているのがnTechでした。

高校を卒業してアメリカに渡り、アカデミックの世界に身を置きながら、世界を旅してきたわたしでしたが、世界のどこでもこんなコンテンツには出会ったことがありませんでした。

それもそのはずです。わたしが出会った4年前の時点ですでに、18年もの期間を研究開発、教育体系化に当てただけあって、他では出会えない差別性とコンテンツの深さ、そしてビジョン設計。

人の心、ひいては宇宙の心の《設計図》を描くnTechという道具に出会い、わたしのまったく新しい人生が幕を開けます。

 

人間は変われる。世界は諦めなくていい。

それまで麻痺した石のようだった心を初めて震わせた衝撃。

 

セミナーを受講し、自分が変化したことをきっかけに、nTechを活用して社会を変革していくことを自分の仕事にしようと決め、さらに学びを深めた後、仲間としてジョインすることを決断しました。

変化する側から、変化を創っていく側へ。いつも自分の人生に、物語に夢中になれなかったわたしが、自らの人生の舵を取り、無限の可能性という大きな海に乗り出した瞬間でした。

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世界最大規模のマインドフルネスの祭典「widsom2.0」登壇準備の様子。

⬛︎What's coming up next? これからは何をするの?

さぁ、ここまできて、「全然シンプルな自己紹介じゃないじゃん」と思ったあなた。その通り。わたしもそう思っています(笑)ですので、この項で最後にしていまいましょう!「みっこってどんな人なの?」については、また追い追いシェアさせていただけたら嬉しいです。

さて、わたしは、個人の心だけでなく、個人の心から端を発する、家庭、地域、社会、組織、国家、世界、そして時代のパラダイムシフトから始まる、この世界の新しい「物語」。それを仕立てていくために、命を燃やす人間です。

nTechという、実現したい未来を設計・具現化するための道具とロードマップを持ち、同じ意志を共有する仲間たちと、一切の迷いのない行動を実践する今。この教育を世界に発信するため、第一ステップとしてアメリカでの展開に力を入れているところです。

このブログでは、基本的には個人向けのセッションに関する内容(ミクロ)を主軸に置きながら、マクロな規模の活動に関しても綴っていきたいと思っています。

VUCA時代と呼ばれる今を生きる同じ人間として、一人でも多くの方と心深い交流をし、人類共通の未来を共に創造していきたいと思っています。

心の設計図、世界の設計図、nTechについて、また、これからの世界の方向性について。なにか思うこと、またご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。尻尾を振って喜びます!

 

それでは、今日もお読みいただき、ありがとうございました!

みっこ

The Identity Architect, the Story Tailor

こんにちは!そして、初めまして。
アイデンティティの設計士、そして物語の仕立て屋をしています、みっこです。

我ながら「不思議なブログタイトルにしたなぁ」と笑ってますが、偶然でも必然でも、ここに遊びにきてくださったみなさんに、ここでしか出会えない「自分(人間)の心のメカニズムを知るヒント」が見つかる、そんな不思議な空間として楽しんでいただけたらと思って立ち上げました。

これからひとつずつ、当ブログのコンセプトや具体的なコンテンツをご披露していきたいと思っています。それこそ通りがかりのtailor(洋服の仕立て屋)のショーウィンドウのように、「これ、なんだろう?」と目を引くものがあれば、ぜひドアを開けてお店の中を覗いてみてくださいね。

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どなたの人生に必要な道具を揃えて、そして深くて新しい扉をたくさんご用意して、みなさんをお待ちしています。

それでは、楽しんで!
Have fun!

みっこ