2時間のドキュメンタリーを制作してみた話。
お立ち寄りのみなさま、こんにちは!
アイデンティティの設計士、みっこです!
前回の記事から少し時間が空いてしまいましたが、それもこれも、この記事のタイトル通り、クラウドファンディングを利用して、2時間近い長さのドキュメンタリーを制作し、その完成を祝う上映会を開催してたから。笑
今日は普段とちょっとテイストを変えて、ドキュメンタリー上映会についてレポートしてみたいと思います!
4日前のことになりますが、55名の定員に60名近くの方がお申し込みくださり、申し込み打ち切りの大盛況となった、『The Path to wisdom2.0』ドキュメンタリー上映会♪
今回はわたし個人のアイデンティティとしてのプロジェクトではなく、わたしの活動の主軸である、日本発21世紀型教育コンテンツ『nTech』の海外展開チームのプロジェクトでした。
2月にサンフランシスコで開催された、世界最大規模のマインドフルネスとテクノロジーの知の祭典、wisdom2.0。3日間で世界30カ国から3,000人を超える人が集まる一大カンファレンスです。
こちらの一般のプレゼンテーション枠にチームで応募し、2度の予選を通過し、見事10組のうちの1組に選ばれました。今回のドキュメンタリーは、登壇までの準備、そして実際に登壇している様子と、まわりからの反応など、一連のドタバタ劇を映像に収めたものです。笑
nTechが本格的に世界に発信される記念すべき一大イベント!せっかくならドキュメンタリーも撮っちまえ!!!という勢いで、わずか一週間も経たないうちにクラウドファンディングを立ち上げ。
紆余曲折ありましたが、最終的に175名の方にご支援しただき、なんと180万円近くの資金が集まりました。
2ヶ月以上の時間をかけて、仲間たちの多大な協力のもと、完成したDVD&Blu-ray。パトロンのみなさんの力なくして生まれることのできなかった、大切な大切な子どものような存在です。
上映会では、わたしは会の設計、内容作りとファシリテーター役を務めました。
自分たちの活動について、またwisdom2.0やマインドフルネス、心理の探求の歴史から、今世界が向かっている方向について共有させていただき、背景知識を均一にできた上で、とうとうドキュメンタリーを上映!
上映が終わり、ライトがついて、参加者のみなさんの前に立ちました。前から全体を眺めると、そこにあったのは、涙目!「あぁ、自分たちの意志と思いが伝わったんだ」と、初めて感じられた瞬間でした。
ドキュメンタリーひとつをとっても、唯一無二の作品でしたが、この上映会の場自体が感動の作品でした。作品は作り手だけでは完成しない。その作品をオーディエンスが見て、使って、なにかを考え、感じて初めて、その作品は100%の完成を迎える。
あの日がその現場でした。
わざわざ人に会わなくても情報は得られる。生きていける。そんな時代でありそんな社会ですが、やはり人間は個で生きる存在ではないのだと痛感します。
細胞のひとつひとつが集まって連携してひとつの体が動くように。人間が一人一人集まってなにかひとつのものを生み出すとき、細胞が人間となるくらいの、次元の変化、新しい世界が誕生する。
これもまた、壮大なひとつの物語。
人間一人の人生も同じこと。ものすごいドラマが、たくさんの細胞が、チームプレーで可能にしている奇跡です。
これだから人間やめられない、なんてことを改めて思う日でした。
「人間に生まれてきてよかった。」
全世界の人と共有したい人間賛歌、この原点に戻ることができたと思います。
仲間に、そしてつながってくださるみなさんに、このブログを読んでくださっているあなたに、心からの感謝を。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
みっこ